
N3文法「にわたって」
「にわたって」
台風が日本に来ます。
転移予報によると、これから関東地方に来て、大雨になるそうです。
テレビの天気予報で天気予報士が話しています。
この台風の影響で、関東地方は広い範囲にわたって大雨となるでしょう。
【意味】
「〜の全体に及んで」
広い範囲、長い期間、長い距離、多い回数などに
「何かをする・した」「何かがある・あった」と言いたい時に使う
「〜の全体に及んで」
広い範囲、長い期間、長い距離、多い回数などに
「何かをする・した」「何かがある・あった」と言いたい時に使う
【接続】
名詞+にわたって
名詞+にわたって
~にわたり
この人は20年間にわたり、この薬の開発を進めてきた。
⇒20年間という長い間
「~にわたり」は「~にわたって」と同じように使う
~にわたる
後ろに名詞を付ける場合は「名詞1+にわたる+名詞2」
長時間にわたる会議がやっと終わった。
「にわたって」と「を通して」の違い
「AにわたってB」
「BがAの範囲に及ぶ」という意味。
※「期間」だけでなく「場所・空間など」も入る。
「Aを通してB」
「BがAの期間ずっと続く」という意味。
※「期間(1年、1週間、年間、四季など)」が入ることが多い。
例1:スポーツ大会は5日間{ ○にわたって / ×を通して }行われる。
“5日間ある”と言いたい。
“5日間休みなくずっと行われる”と言いたいわけではない。
例2:台風の影響で、1時間{ ○にわたって / ×を通して }停電した。
“停止”などの状態が続いているという意味で「~にわたって」は○
何も行われていない状態について「~を通して」は×
例3:ここは気候がいいので、年間{ ×にわたって / ○を通して }
ほとんどエアコンが必要ない。
「~にわたって」は区切りのある期間や範囲を一単位として表す限定の使い方がない。