
N3文法「最中に」
「最中に」

会議をしているちょうどそのとき携帯電話が鳴りました。
ヤトモンキー先生は思っていなかったことが起きてビックリしています。
会議をしている最中に、携帯電話が鳴りました。
Aをしているちょうどその時に、思っていなかったことが起きたときに使う。
・邪魔されたくない状況の時によく使われる。
・状態動詞、瞬間動詞は使えない。
て形いる/名詞の+最中に
「名詞の+最中に」の形も作れるので、上の文は・・・
会議の最中に、携帯電話が鳴りました。
という文も作れます。

ごはんを食べている最中に、地震が起きた。
食事の最中に、地震が起きた。
面接の最中に、おなかが鳴ってしまった。
・試合の最中に、選手がゴールを決めた。⇒ 不意の出来事ではない:この文は✕
・試合の最中に、突然停電した。⇒ 不意の出来事だ:この文は〇
<状態動詞(いる、ある、住んでいる、知っているなど)>
「動作の最中」という概念に合わないため、「最中に」と一緒には基本使えない。
×日本にいる最中に、友達に会った。
×ここに住んでいる最中に、大きな地震があった。
⇒「~間に」を使えば成り立つ
<瞬間動詞(結婚する、死ぬ、起きる、着くなど)>
動作が一瞬で完了するため、「最中に」の「動作の途中」になじまない。
×結婚している最中に、旅行に行った。
「途中」が使われることが多い。
○試合の途中ですが、臨時ニュースを申し上げます。
例文
例1:運転している最中に、電話がかかってきた。
例2:データを入力している最中に、パソコンがフリーズしてしまった。
例3:試合の最中に雨が降ってきて中止になった。
例4:食事の最中に、誰かが来た。
「途中で」との違い
「A最中にB」は「Aをしているちょうどその時に、思っていなかったことBが起きた」という意味で、Aの動作や行為が一番集中して行われているタイミングを強調しています。Bには予想外のこと・邪魔になるようなことが多いです。
★最中に:🔴🔴🔴 ←ここ!(一番中心、集中しているとき)
例:会議の最中に、電話が鳴った。
⇒集中して会議しているまさにそのときに電話が鳴った
例:食事の最中に、来客があった。
⇒ご飯を食べているちょうどその時
「一番盛り上がっているとき」「今まさに行われているとき」に注目!
「A途中でB」は「Aという一連の動作・出来事の中間点/ある時点で、Bが起こる」という意味で、途中のタイミングや位置に注目しています。
必ずしも”真っ最中”ではありません。
★途中で:🔵────🔵 ←この間のどこか(中間点)
例:家に帰る途中で雨が降ってきた。
⇒家に帰る行動の中のある時点
例:映画の途中でトイレに行った。
⇒映画全体の中の中間あたり
「行動の中間点」や「過程のある部分」に注目!
どちらも使えるけど、ニュアンスが違う例文を紹介しますね!
①料理中に電話が鳴った
・料理の最中に、電話が鳴った。
→ 料理に集中している真っ最中に、予想外の邪魔(電話)が入った
→ 話し手は「邪魔された!」という感情を含んでいる
・料理の途中で、電話が鳴った。
→ 料理のある段階で電話が鳴った(中立的・事実報告)
→ 感情はあまり含まれず、客観的
②授業中に先生が倒れた
・授業の最中に、先生が倒れた。
→ 授業の真っ最中に起こった衝撃的な事件という印象
・授業の途中で、先生が倒れた。
→ 授業の中盤くらいに起こったという、時間的な情報が強調される
③旅行中に財布をなくした
・旅行の最中に、財布をなくした。
→ 一番楽しいときに最悪のことが起きたという印象
・旅行の途中で、財布をなくした。
→ ”時間軸の一部で財布をなくした”という客観的な出来事
「最中に」と「途中で」の違いでした♪
「最中だ」

今日は誕生日パーティーをします。
パーティー会場では今、準備をしている真っ最中です。
会場はパーティーの準備をしている最中です。
ちょうどその行動・出来事をしている真っ最中であるという意味。
「行為のピークの段階にある」ということを表す。
※文末(述語)として使われる。
て形いる/名詞の+最中だ
動作がちょうど進行中であることを強調します!
<〜ている:単なる進行中>
例:今、会議をしています。
<~中だ:その活動をしている最中>
例:今、会議中です。
<最中だ:ちょうどそのピーク>
例:今、会議の最中です。
⇒「一番集中している」「邪魔されたくない段階」
例文
例1:今、考えている最中です。
例2:こちらでは殺人事件の裁判が行われている最中です。
例3:今は昼ごはんを食べている最中だから、後にしてくれる?