
N4文法「~てくる」
「~てくる」意味①<継起>

今いる場所「レストランのテーブル席」
⇒「トイレに行きます」
⇒元の所「レストランのテーブル席」に戻ります
トイレに行ってきます。
①今いる場所から離れて何かをして今の場所に戻る。
②他の場所である動作をしてから来る。
て形+くる

今いる場所「職員室」
⇒「ポストに手紙を出しに行きます」
⇒元の所「職員室」に戻ります
手紙を出してきます。
例文
例1:牛乳がないので、買ってきます。
例2:コップがないので、取ってきます。
例3:地図を見てきますから、ちょっと待っていてください。
例4:車を駐車場に止めてきますので、ここで待っていてください。
例5:変な音がしたので、ちょっと見てきますね。
お店に寄って、ケーキを買って、ここに来ました。
ここ以外の「他の場所」で”ある動作”をしてから来た
例文
例1:傘を電車の中に忘れてきた。
例2:本屋でガイドブックを買ってきたよ。
例3:たくさん練習してきたから、きっと大丈夫!
「~てくる」意味②<移動時の動作/手段・方法>

ヤトモンキー先生は来ました。
手段・方法は?⇒「走って」
ヤトモンキー先生は走ってきました。
どんな動作をしながら来るのか/来たのか。
移動時の手段・方法。
例文
例1:駅までタクシーに乗ってきた。
例2:ここまで歩いてきました。
例3:故障した車を修理屋まで押してきた。
例4:ここまで急な坂道を登ってきた。
「~てくる」意味③<対象が近づく>

自分と離れたところから、自分の場所に近いところに来ました。
友達を乗せた船が近づいてきました。

自分と離れたところから、自分の場所に近いところに来ました。
大きいカブトムシがこちらに向かってきました。
離れたところから人や物が話し手に近づく。
例文
例1:鳥が南の方から飛んできた。
例2:棚から本が落ちてきた。
例3:授業が終わって、学生が教室から出てきた。
「~てくる」意味④<継続>

5年前から英語の勉強をしています。今も続けています。
5年前から英語の勉強を続けてきました。

5年前の子どもの数より3年前の子どもの数のほうが少ないです。
3年前の子どもの数より今の子どもの数のほうが少ないです。
子どもの数がどんどん減っています。
子どもの数が減ってきています。
変化や動作が過去から続いて今になっている。
例文
例1:JLPTを受験する外国人が増えてきた。
例2:大学を卒業してから、ずっとこの会社で働いてきた。
例3:日本の伝統的な文化は何百年も続いてきた。
例4:日本人は昔から魚を食べてきました。
例5:日本語の授業はだんだん難しくなってきました。
「~てくる」意味⑤<出現>
今までなかった歯が現れました。
赤ちゃんの歯が生えてきた。

雲で見えなかった月が現れました。
月が見えてきたよ。
今までなかったり見えなかったりしたものが現れた。
例文
例1:富士山が見えてきたよ。
例2:見て、太陽が昇ってきたよ。
例3:やっと花の芽が出てきた。
「~てくる」意味⑥<状態変化>

晴れていたのに・・・
曇ってきました。
暗くなってきました。
寒くなってきました。
⇒「状態の変化(自然現象)」
例文
例1:気温が下がってきた。
例2:雪が降ってきました。
例3:雨が降ってきましたね。

おなかがすいてきました。
⇒「生理的状態の変化(生理現象)」
例文
例1:おなかが痛くなってきた。
例2:鼻水が出てきました。
例3:のどが渇いてきた。

やる気が出てきました。
⇒「感情の変化(心理現象)」
例文
例1:その話を聞いて、怖くなってきた。
例2:あのことを思い出したら、腹が立ってきた。
例3:一人で夕ご飯を食べていると、なんだか悲しくなってきた。