
「他の」と「別の」の違いは?
「他の」と「別の」…何が違うの?と言われたら、考えちゃいますよね。
何となくニュアンスの違いはわかるけど…
何が違うか考えてみましょう!
「他の(ほかの)」
「他の」の基本的な意味は
「今 話しているもの(見ているもの等)以外ぜんぶ」
同じ種類やグループの中で「それ以外」全部!っていうことです。
例えば、「この店にはりんごが3種類あります」
今、1つ(1種類)のりんごを見ています。
店員に
「他のりんごも見せてください。」
こう言ったら、今見ているもの以外の全部(残りの2種類)を見せて欲しいんですね。
学校で問題集をしています。全部で6問あります。
学生:「この問題(問題1)、できました!」
先生:「他の問題もやってください。」
同じ「問題」というグループの中の問題1以外の問題全部をやってということですね。
使えないのはどんなときでしょう???
「1つを選び直すとき」や「変更するとき」
⇒「他の」を使うと不自然かもしれませんね!
例えば
「他の席に座ってください。」
「他の」の意味で考えると、「今 話している以外の全部の席」になってしまいます。
この場合は「別の」を使ったほうがよさそうです。
では、「別の」について考えてみましょう♪♪♪
「別の(べつの)」
「別の」の基本的な意味は
「今 話しているもの(見ているもの等)と切り分けたもう1つ」
今のものをやめて、違う1つに切り替える!ときに使います。
例えば
「この席は使えません。別の席に座ってください。」
こう言ったら、「今以外の”1つの席”」に変更してってことですね。
「このペンは書けません。別のペンを使ってください。」
これも同じですね。「今以外の”1つのペン”」に交換・変更してってことですね。
使えないのはどんなときでしょう???
「残り全部」を言いたいときは、上に書いた通り「他の」を使ったほうがいいですね!
「別の問題も全部やりましたよ」???
「他の問題も全部やりましたよ」・・・しっくりくる!
「他の」と「別の」の"まとめ"

「他のりんご」は「今の1個以外の全部」です!
「別のりんご」は「今の1個と違う1個」です!
●同じグループ ●複数に対して ●残り・それ以外
「別の」
●今のものと区別 ●基本的には1つに対して ●変更・交換・切り替え
以上、「他の」と「別の」の違いでした。