
「準備」と「用意」の違いは?
基本的な違い
・手配・段取り・基盤づくり
・時間の幅⇒早め〜直前まで(広い)
・物や人をすぐに使用できるように整える
・時間の幅⇒直前〜直後(狭い)
※”する直前”だけでなく、“した直後”=”整ってすぐ使える瞬間”までもカバー
他にはどんな言葉があるかな~
「心の準備」っていう使い方もありますね。
同じ場面での使い分けは???
①会議
"議題設定"、”資料作成”、”出席確認”、”会議室の予約”などは「準備」
”配布する資料の印刷・コピー”、”名札を机に並べる”などは「用意」
②旅行
”日程を決める”、”ホテルを予約”、”予算を考える”、"現地の情報収集"などは「準備」
”荷物を鞄に詰める”、”乗車券をすぐ出せるところに入れる”などは「用意」
③食事
”献立を決める”、”買い出し”、”下ごしらえ”などは「準備」
”盛り付け”、”配膳”、”箸やお皿をテーブルに並べる”などは「用意」
だいたいこんな感じ?
「準備」⇒段取り全体(計画・手配)。早め〜直前。
「用意」⇒今すぐ使える形に整える。直前〜直後。
敬語で使う「準備」と「用意」
「ご準備ください」
「出発のご準備をお願いします」や「発表のご準備をお願いします」
⇒”行動・イベントなど”に向けて、事前に整えてください
こんな意味がありますね!
「ご用意ください」
「チケットをご用意ください」や「証明写真をご用意ください」
⇒”ものを「出す・見せる・持ってくる」など”、今すぐ使える形に整えてください
こんな意味がありますね!
「ご用意ください」⇒すぐに使用(今から使うもの)
「準備」「用意」と「支度」の違いは?
「支度」っていう言葉もありますよね。
日本語は似ている言葉が多いですね~
この3つの基本的な使い方のイメージは・・・
「準備」:前段階(計画・手配)
「用意」:直前・完了直後(今すぐ使える)
「支度」:個人の行動(日常生活)
特に「出かける」「食べる」「寝る」など、日常生活の個人的行動に使う。
・主に「人が自分のためにすること」
・対象は衣服・持ち物・体勢など「身近で具体的」
・家庭的・口語的
例文で見てみましょう!
例:出かける支度をする。
例:寝る支度をする。
例:食事の支度をする。
例:学校へ行く支度をする。
例:お風呂の支度をする。
どれも「身の回りを整える」「すぐできる状態にする」ことですね!
「お母さんが ごはんの準備をしている / ごはんの用意をしている」より「お母さんがごはんの支度をしている」のほうが日常会話では自然ですね。
◆旅行より前 ⇒旅行の準備をする:日程決め・予約など全体の計画
◆旅行の前日~当日の朝 ⇒旅行の用意をする:荷物を詰めるなど具体物
◆出発直前 ⇒旅行の支度をする:服を着替え、財布を持つなど
旅行の準備はした?⇒「もう予約した?もう計画した?」などの意味を含みますね。
旅行の用意はした?⇒「もう服やタオルは鞄に入れた?」などの意味を含みますね。
旅行の支度はした?⇒「もう出発できる?」などの意味を含みますね。
「用意」⇒今すぐ使える形に整える。直前〜直後。
「支度」⇒身の回りを整えて出発・行動できる状態にする。直前。
以上、「準備」と「用意」の違い+「支度」との違いでした。