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N4文法「~てしまう」

JLPT N4文法 ~てしまう

N4文法「~てしまう」

「~てしまう」①

本を読んでしまいました
先週、友達にマンガを借りました。
もう全部読みました。

友達に借りた本はもう全部読んでしまいました

全部終わった!と言いたいときに使います♪

【意味①】Aてしまう
完了」の意味。ある動作が完全に終わることを表す。
「すべて〜した」「〜し終わる」

【接続】
て形+しまう

「友達に借りた本はもう全部読みました。」より、完了を強調しています!
「~ました」より「~てしまいました」のほうが「全部終えた」感じが強く出ます!

例文

例1:レポートはもう書いてしまいました
例2:部屋はもう片付けてしまいました
例3:宿題はもうやってしまいました

この仕事をやってしまいます
未来完了についても言うことができます!

A:私はもう帰りますね。まだ帰らないんですか。
B:この仕事をやってしまいます
A:そうですか。では、お先に失礼します。

例文

例1:この資料をコピーしてしまいます
例2:メールの返事を書いてしまいます
例3:このお皿を洗ってしまいます

「~てしまう」②

どこかで財布を落としてしまいました
どこかで財布を落としました。残念です。

どこかで財布を落としてしまいました

「なくしました」を使うと・・・

財布をなくしてしまいました

残念ですね~。見つかればいいんだけど…。

【意味②】Aてしまう
遺憾・後悔・うっかり・残念」の意味。
自分のミス・予想外・後悔の気持ちを表す。
「うっかり〜した」「残念ながら〜した」

例文

例1:学校にスマホを忘れてしまいました
例2:道を間違えてしまいました
例3:先生の名前を忘れてしまいました
例4:約束の時間に遅れてしまいました
例5:ナイフで指を切ってしまいました

★「意志的動作」でも「後悔」を表すことがある
意志があっても、「結果的によくないことになった」という時にも使えます!

例:夜更かしして、朝寝坊してしまいました
  ⇒自分のせいだけど、後悔している。

例:勉強しようと思っていたのに、ゲームをしてしまいました
  ⇒意志はあったけど、結果がよくない。

★「自然現象」には使わない?

ただ状況を説明する場合・・・
「✕ 雨が降ってしまいました。」→普通は「雨が降りました」でOK

でも、話し手が「困った」「残念」と感じている場合はOK!

例:今日はスポーツ大会だったのに、雨が降ってしまいました
  ⇒困った気持ち、残念な気持ちがありますね!

つまり、「困った・残念」や「意外」と感じているときだけOK!


「他人の行動」にも使えるが注意

「〜てしまう」は自分の感情を表す言葉。
だから、他人の行動には使うときは話し手がどう感じているかが必要。

例:友達がケーキを食べてしまいました
  ⇒「のケーキなのに…」など話し手の不満がある場合はOK!

しかし、客観的な報告として「友達がケーキを食べてしまいました。」は✕
「友達がケーキを食べました。」と言えばいいです。

「~てしまう」③

初級では「~てしまう」の①と②の使い方を勉強します♪

でも、もう一つ意味があるので、説明しますね!

感動して、泣いてしまいました。
「~てしまう」は「感情」についても言うことができます。

ヤトモンキー先生は映画を見て、感動しました。

感情がコントロールできず、泣きました。

感動して、泣いてしまいました

【意味③】Aてしまう
感情:
心の動き・困った気持ち」の意味。
感情がコントロールできずに出てしまうことを表す。
「気づいたら〜していた」「感情があふれ出てしまった」

おもしろすぎて、笑ってしまいました。
おもしろすぎて、笑ってしまいました

感動したり、おもしろかったりしたときに使うんですね!

 

例文:感情があふれ出る(悲しい・感動)

例1:子どものころの写真を見て、泣いてしまいました
例2:先生のやさしさに、泣いてしまいました
例3:知らない人に怒られて、怖くて泣いてしまいました

例文:思わず笑う・吹き出す(おもしろい・おかしい)

例1:真面目な話の途中で、友だちの顔を見て笑ってしまいました
例2:友達の嘘が下手すぎて、笑ってしまいました

例文:反射的・ついしてしまった(反射的行動・驚き)

例1:あまりにかわいくて、触ってしまいました
例2:先生に聞かれて、思わず本当のことを言ってしまいました
例3:きれいな景色を見て、「わあ!」と叫んでしまいました

例文:恥ずかしい・緊張

例1:好きな人の前で、緊張して何も言えなくなってしまいました
例2:みんなの前で転んでしまい、恥ずかしくて泣いてしまいました
例3:失敗して、恥ずかしくて笑ってしまいました

「完了」と「後悔」の区別

ケーキを食べてしまいました

これは文脈によって「全部終えた」意味にも、「残念・後悔」意味にもなるんですよ!

全部食べた」だったら「完了」の「~しまいました」
我慢できずに食べた」だったら「後悔」の「~しまいました」

どちらの意味かは文脈で判断!

文脈と話し手の感情によって解釈が変わる点に注意!

「〜ちゃいました/~ちゃった」「〜じゃいました/~じゃった」

宿題を忘れてしまいました 忘れちゃいました 忘れちゃった

「~てしまいました/~でしまいました」は「丁寧な言い方」

先生や上司に使いましょう♪


宿題を忘れしまいました

友達と遊んでしまいました


「〜ちゃいました/~じゃいましたは「やや丁寧&ややカジュアル」

知り合いやクラスメイトに使ったり、日常会話で使ったりしましょう♪

宿題を忘れちゃいました

友達と遊んじゃいました

 

「~ちゃった/~じゃった」は「とてもカジュアル」

友達や家族に使ったり、SNSや独り言で使ったりしましょう♪

宿題を忘れちゃった

友達と遊んじゃった

 

マンガを読んじゃった

あ~、勉強しないで、マンガを読んじゃった

あ~、勉強しないで、ゲームをしちゃった

アニメやマンガでよく聞く、よく見る表現ですね~♪