
N3文法「一方(で)」
「一方(で)①」

兄は会社に勤めています。
ITの学校にも通っています。
・・・2つのことを並行してしています!
兄は会社に勤める一方(で)、ITの学校に通っています。
ある2つのことが並行して行われるときに使う。
※同一主語の異なる面を言いたいときに使います!
普通形(な形(だ→な・である)/名詞(だ→である))+一方(で)
彼は俳優をしています。歌手もしています。有名です!
彼は俳優である一方(で)、歌手としても有名です。
私はもちろん自分の仕事をしますが、同時に新入社員の教育もしています!
自分の仕事をする一方(で)、新入社員の教育もしている。

会議では自分の意見を言ったほうがいいよ。
そして、他の人の話も聞いたほうがいいよ。
会議では自分の意見を言う一方(で)、他の人の話も聞いたほうがいい。
例文
例1:この男性はサッカー選手である一方(で)、陸上選手としても活躍している。
例2:彼は大学に通う一方(で)、芸能の仕事もしている。
例3:彼女は日本語学校で勉強している一方(で)、英語の先生もしている。
『中級 日本語文法と教え方のポイント』
日本語を教えたばかりのときに買った本の中の一つ!
似ている文法の違いなどが、整理されていてわかりやすい♪
「一方(で)②」
あの先生は・・・
男子に厳しい ⇔ 女子の優しい
あの先生は男子に厳しい一方(で)、女子には優しいところがある。
2つのことを対比しています!
関連のある2つのことを対比させる場合に使う。
※同じ主語でも違う主語でも使えます!
普通形(な形(だ→な・である)/名詞(だ→である))+一方(で)

子どもの数は減っている ⇔ 高齢者は増えている
子どもの数は減っている一方(で)、高齢者の数は増えている。

生活が便利になっている ⇔ 多くの自然がなくなっている
生活が便利になっている一方(で)、多くの自然がなくなってきている。

兄はおとなしい ⇔ 弟はおしゃべり
兄はおとなしい一方(で)、弟はおしゃべりです。
この意味の場合、違う主語でも「一方(で)」が使えます!
例文
例1:駅の東側には店が多い一方、西側にはあまり店がない。
例2:海外旅行が好きな人がいる一方、国内旅行が好きな人もいる。
例3:ネットでの売り上げが上がっている一方、店での売り上げは下がっている。
例4:彼は数学がとても得意な一方で、英語がとても苦手です。
例5:物価が上がっている一方、給料は減っている。
「一方(で)」と「反面」の違い
「一方(で)」は「並行」の意味があるが、「反面」にはその意味での使い方はない!
○ 彼は英語が話せる一方で、スペイン語も話せる。
✕ 彼は英語が話せる反面、スペイン語も話せる。
同一主語の相反する面を表す場合は「一方(で)」も「反面」も使える!
○ この薬はよく効く一方で、副作用の心配も多い。
○ この薬はよく効く反面、副作用の心配も多い。
どちらも使えるけど、少し違うところもあります!
・息子なら大丈夫と思う一方で、心配な気持ちもある。
⇒大丈夫と思う気持ちがほとんどだが、少し心配な気持ちもある。
・息子なら大丈夫と思う反面、心配な気持ちもある。
⇒「大丈夫」と「心配」が同じぐらいの気持ち