
N3文法「せいで」
「せいで」

左の学生は真面目に勉強しています。
でも、右の学生が話してきます。
それを見た先生が「そこの2人、勉強してください!」と言いました。
「先生に怒られました」
⇒理由・原因は???
…友達です!
友達のせいで、先生に怒られました。
A(理由・原因)があったから、B(悪い結果)になったという意味。
Aを責めたり、非難したりする気持ちがある。
★後件に意志表現は使えない。
★述語で使う場合は「~せいだ」
例:先生に怒られたのは、友達のせいだ。
普通形(な形(だ→な)/名詞(だ→の))+せいで

「気持ちが悪くなってしまいました」
⇒理由・原因は???
…お酒を飲みすぎました!
お酒を飲みすぎたせいで、気持ちが悪くなってしまいました。

食べすぎたせいで、おなかが苦しくなった。
例文
例1:体調が悪かったせいで、テストはあまりできなかった。
例2:私のせいで、みんなに迷惑をかけてしまった。
例3:外がうるさいせいで、勉強に集中できない。
例4:道が複雑なせいで、約束の時間に遅れてしまった。
例5:時差のせいで、頭が痛いし、寝られない。
「せいで」と「おかげで」の違い
●悪い結果になった
一生懸命 勉強しなかったせいで、大学に合格できなかった。
●いい結果になった
一生懸命 勉強したおかげで、大学に合格できた。
詳しくはこちら⇒JLPT N3文法「おかげで」 - ヤトモンキー先生の日本語
「せいで」と「ために」の違い
「ために」はいい結果でも悪い結果でも、客観的に言う時に使います!
後件に主観的な気持ちは来ません。
○台風のせいで、旅行に行けなかった。(不満がある)
○台風のために、旅行に行けなかった。(客観的。しょうがない。)
その店はベトナムから輸入した食材を使っているため、
本当のベトナムの味が楽しめる。…○客観的
おいしい。…✕主観的
「おいしい」は主観的なので、「ため(に)」と一緒に使えませ~ん。
「せいか」

理由・原因がはっきりしていないときは「せいか」を使います。
年をとったせいか、忘れることが多くなった。
⇒「年をとった」ことが理由かどうかははっきりしていない。
例文
例1:ごはんを食べすぎたせいか、眠くなってきた。
例2:疲れたせいか、頭が痛い。
例3:緊張しているせいか、喉が渇く。
例4:気のせいか、このパン屋のパンが前より小さくなったような気がする。
※「気のせい」は「何となくそう思う」という意味の慣用表現です!