
N2文法「あげく」
「あげく」

長い時間並びました・・・・・・
結果・・・
チケットは売り切れていました!
良くないことが起きた!!!
何時間も並んだあげく、チケットは売り切れていました。
「長い時間〜した結果、結局…(悪い結果)」という意味。
最終的に良くないことが起きたと言いたいときに使う。
・いい結果を表す文はあまり来ない。基本的には「悪い結果」
・過程が長い、大変だった
・書き言葉やフォーマルな場面にも使える。
会話でも使えるが、少し硬めの文語的表現。
た形/名詞の+あげく

長い時間、彼と別れるかどうか迷いました。
結果・・・
離婚することにしました!
彼と別れるかどうか迷ったあげく、離婚することにした。
長い時間、店員に文句を言っていました。
結果・・・
何も買わず帰っていった!
文句を言ったあげく、結局 何も買わずに帰っていった。

長い時間、議論をしました。
結果・・・
何も決まらずに終わりました!
長時間の議論のあげく、会議は何も決まらずに終わった。
例文
例1:いろいろ悩んだあげく、大学を辞めることにした。
例2:走り回ったあげく、財布は見つからなかった。
例3:いろいろ考えたあげく、やはり元の案に戻した。
例4:彼女と何度も話し合ったあげく、別れることにした。
特定の言い回し
何度も繰り返し説明しました。でも、彼女は理解できません。
結果・・・
「もういい」と言って帰っていきました!
繰り返し説明したあげく、「もういい」と言われた。
「何度も〜したが、結局…」という意味で、反復+悪い結果のニュアンス。

あれもいいかな?これもいいかな?長い時間迷いました。
結果・・・
買わずに帰りました!
さんざん迷ったあげく、買わずに帰った。
「ひどく・たくさん〜した結果、悪いことが起きた」
※「さんざん」はネガティブな強調。

長い時間、探し回って、やっと手に入れました。
それなのに・・・壊れてしまった!
苦労のあげく手に入れた宝物が、壊れてしまった。
「苦労した末に(たいてい良くない)結果が起きた」という表現。
「あげく」のいろいろな使い方
文中でそのまま「結果」をつなぐ
⇒例:彼は借金を繰り返したあげくに、家を失った。
接続詞のように「次に〜」の流れ
⇒例:いろいろな治療を試したあげくに、入院することになった。
「長い〜の末に起きた○○」という名詞を修飾する形。
結果そのものを名詞で表す。
⇒例:長時間の議論のあげくの結論が「やめよう」だった。
文を2つに分けて使う形式。
「結果として~になった」ことをやや文語的に丁寧に述べるスタイル。
例:一日中歩き回った。そのあげく、足を痛めてしまった。
例:いろんな病院を回った。そのあげく、手術が必要になった。
「あげく」と「末(すえ)」の違い
「あげく」は、悪い結果が多い。
「末」は、中立的(いい結果・悪い結果どちらも使える)。